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Posted bymarielvincenzi

悪魔との対峙

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ガソリンスタンドで

一体があったんだろう?



銃撃事件で死傷者多数?

ガソリンに引火して大規模な爆発発生?

強盗事件の人質になってるとか?

いやいやそれとも帰り道で

交通事故か?



あぁぁぁぁ~っっっ

彼は無事なのでしょうか、神様?

もし彼に何かあっても

私はアメリカに入国出来ないんだよぉぉぉ~ぅ。

どうしよう

さっきの1分足らずの電話が

私達の最後の会話になってしまったら?

すごく優しい声だった。

一生忘れない、

クスン・・・・・・







さてみなさん、

もうおわかりでしょうが

これらは私の頭の中で

一瞬にしてつくりだされた

妄想であります。



ことの起こりは

彼との電話から。



最近は毎日電話で喋るということも

なくなって、大抵は

携帯メールのやりとりで

済ませているのだけれど

今日はなんだか声が聞きたい気分、

そこで彼に

「今日話せる?

何時ごろだったらいいかな?」と

メールをする。

しばらくして

「OKだよ

じゃぁ1時間後にね。」

との返事。



約束の時間にSKYPEから

彼の携帯へかけてみる。



「チャ~オ、元気?

今運転中なんだ、

これからガソリンスタンドに寄って

家に戻るから30分後にまた

かけてもらってもいいかな?」



「わかったよ~

じゃ、また後でね。」



と電話を切り

37分後に再びかける。



出ない。

5回のコール音の後に留守電のメッセージ。



家に戻ってシャワー中かな?

少ししてから再びTEL。



出ない・・・。



車に携帯置き忘れていま

取りにいってるところかも。

バッテリー切れってこともありえる。

それとも思ったより早く家について

ちょっと横になってるうちに

爆睡しちゃったのかな。

とりあえずメールで

おやすみ、って送っておこう。



と、その一瞬後のことだった。

頭の中に「悪魔」が姿を現したのを

私ははっきりとかんじた。



その直後、私の思考は一変したのだ。



ありとあらゆる恐ろしい考えが

怒涛のように襲ってきた。



不安、心配、恐れ・・・。



それらに取り付かれ私の呼吸は

どんどん浅く速くなっていく。

苦しい。



頭がすべて悪魔の思考に

取り付かれてしまう前に

なんとかしなくては!



そこで私が手に取ったのは

オラクルカード。

天使、妖精、ドルフィン、女神・・・

いろいろある。

一番上にあったドルフィンのカードを

シャッフルしながら

彼の安否を尋ねる。

引いたカードは



PROTECTION (保護)



「あなたの愛するひとたちは

安全で守られています。」




あぁ、ありがとう。

少しホッとしました。



たかがカードでしょう?とお思いかも

しれませんが

44枚のカードの中には

「友情」やら「母の癒し」とかっていう

カードもあるっていうのに

まさに今この瞬間にピッタリではないかと

思われるメッセージを引いたのだ。

これは有難く受け取っておこうではありませんか。



おかげで最悪の事態を想像して

気がふれる、ということは

どうにか避けられた。

深呼吸をする。



そうだ、こんなときは料理だ、

悶々とするより

何か日常的なことをしていたほうがいい。

そこで先日作っておいたトマトソースを

温めパスタを作ることにした。



お湯をわかしていたそのとき

携帯が鳴った。

彼だ!

走って携帯を取りにいく。



「プロント!電話くれてた?

実はさっきの電話の後

携帯をなくしたらしいんだ。

携帯はまた買えばいいから問題ないけど

電話番号のデータが無くなっちゃったのは

困るよねぇ。

まぁ、大事な人たちの番号はちゃんと

記憶してあるから大丈夫だけど。

だから今もこうして

君に電話できてるんだし。

あとは君の写真も失くしちゃったんだねぇ。

僕の携帯に君の写真が

無いと僕が君の事忘れちゃうかも、とかって

思ったりしてない?

君のこと思い出すのに僕には写真なんか

必要ないんだよ。」





「あぁぁぁ

良かったぁぁぁ~。

実は一体何があったか心配しちゃってたんだ。

声が聞けてホントに安心したよぉ。

くぅ~っ。」



いつもならこんなときは

何で心配なんかするのさ?

フフン、てなかんじなんだけれど

今日は気のせいか

一味も二味も違っていた。



「これで少しは君のハートも

落ち着いたかな?」




とろけるような優しい声。

まるで電話の向こうの彼の

表情までもありありと

思い浮かべられそうだ。



ええ、ええ、落ち着きました。

優しいんだね。

ありがとう。







遠距離になってからしばらくは

離れていることに対する不安が

どうしようもなくて

ありもしないことを

勝手に想像しては悶える、という

大変体力のいることを

しょっちゅうやっていた。

私はこれが大得意なんです。



自分でコントロールが出来ずに自動的に

モードがオンになってしまうのだ。

あとはひたすら地獄へ向かってゴー!



こういった苦しさに耐えかねて

関係を終わらせることを選ぶカップルも

たくさんいるのかもしれない。



「自分を信頼できるかどうか」

「相手を信頼できるかどうか」



遠距離恋愛を続けていくなかで

それらを試される出来事が

何度も何度もやってくる。

信頼することを学ぶまで。

小さな信頼を少しずつ少しずつ

積み重ねていく作業の繰り返し。







いつも彼と一緒にいた頃より

随分強くなったな~、あたしも。



そんな風に自分を褒めてあげながら

食べるパスタの美味しいこと!

ま、イタリア産のトマトで作った

ソースですから。





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