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Posted bymarielvincenzi

彼の武器

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私の彼は料理が得意だ。



えっ、当たり前じゃん、イタリア人なんだから。

ノー、ノー、

イタリア人がみんな料理が得意かっていうと

そんなことはないんである。

料理も個人のセンスの問題なんである。



彼の実家に1ヶ月滞在していたとき

親戚宅やら友人宅やらあちこちにお呼ばれし、



「食え食え、もっと食え」



攻撃の中をなんとか生き延び、

イタリア料理をたらふくご馳走になったが

やはり彼のマンマの手料理が最高!

手作りのパスタにピッツァ、ラビオリや

スイーツにいたるまですべてが

ブォ~ノ(buono)!だった。



その血を受け継いでいる彼なのだ。

ちなみに彼の弟はイタリアでプロの

シェフとして働いている。

背の高いシェフ用の帽子の中には

長~いドレッドヘアが詰まっているらしい。



そんなわけで私達二人の間ではごく自然に

料理は彼の受け持ちになる。



私はというと下準備で野菜を洗ったり

テーブルのセッティングをしたり。

パスタ料理に関していえば私が手を出せるのは

鍋にたっぷりのお湯を沸かしておくところまで。

いや、ときどきそこに塩を入れるのを

許されたこともあったかな。



でも彼と一緒にキッチンに立つのは楽しい。



(あれはキッチンといえるような立派な

ものではなかったけれど。

最初に彼が見て

「オーブンのないキッチンなんて初めてだ、

寂しい・・・。」

とつぶやいたのが印象的だった。

「さすがスローフードの本場、イタリアの

人だわ。」と胸が高鳴ったものだ。)



何をやっても褒めてくれる。

それがどんなに小さなことであっても

見逃すことなくきっちり褒める。



イタリア人はとっても褒め上手らしいが

彼の細胞にもその辺ははしっかり

プログラムされているようだ。



彼の支持に従って野菜たちをカットすると



「いい仕事してるねぇ、パーフェクトだよ。」



フライパンを握る彼の額ににじむ汗を

そっと拭うと



「君は素晴らしいアシスタントだねぇ。」



野菜をお皿に盛り付けると



「さすがだねぇ、美しい。」



いちいちこのようなかんじで

ことは進行していく。



褒め言葉が惜しみなく自分に対して

降り注がれる、というこの状況、

とってもいい。

心地がいい。



赤ちゃんの頃は笑っただけでも

そこにいるだけでも褒められたのに

大人になるにつれ

「褒められるための条件」がだんだん厳しくなり

つい最近褒められたことなんて

思い当たらない、

そんな日常が当たり前になってない?

その気になって相手を見れば

褒められるところはたくさん見つかるのにね。



彼はそんなことを周りのひとたちに対して

当たり前にやっている。



さぁ、そろそろ料理が出来たかな?





相手をすっかり気持ちよくさせてしまう

イタリア式美味しい料理褒め言葉



彼の武器はあなどれない。



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