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愛のポートレイト ~続編~

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2年前に彼に出会ってから私の内に芽生え、

ときに厳しい嵐にさらされては

くじけそうになりながらも、

ここまで大切に育んできた彼への想い、

それがポートレイトを通して

ダイレクトに伝わったのだ、と思う。



それは彼を愛している私の目を通して捉えた

彼の表情だ。



自分に見えている現実が唯一の現実だと

思っているのは自分だけで、

隣の人は全く違った、その人のバージョンの現実を

見ているかもしれないのだ。



人は物事を自分の見たいように見ているのだから。







彼が言った。



「小説、”11分間”の中で、画家の彼がカフェにいる

 彼女を描きながら彼女の内なる光を見ていたのと

 同じようにキミはきっとボクを見ていたんだね。」



まさしくその通りだった。

彼自身、自分の内にあるがゆえに

見えていなかったであろうその光、

それを私は「愛」を通して見つけ、絵に描いた。



彼はその絵を見たとき、

もちろんそれが自分であることはすぐにわかったが

何度も絵と、鏡に映った自分の顔を

見比べてしまった、と言っていた。







「ボクがあの絵をどこに飾っていると思う?

 バスルームの鏡の横なんだ。

 

 鏡に映った自分の顔を見て、

 ウッ、て思ったときに隣の絵を見て

 あ~、これがボクなんだ、て安心するんだ。」







そう、人はときに自分の内にある光を

ただそれが見えないから、というだけで

否定しまうことがある。



自分はそんな価値のある人間じゃない、と。



そんなとき誰かが、自分には見えないその光を

見つけ出し、見せてくれたとしたら

少しは勇気づけられるのではないだろうか。







どうすれば光が家の中に入るのか?

窓が開いていればいい。

どうすれば光は人の中に入るのか?

愛の扉が開いていればいいのだ。
  ~「11分間」~









ポートレイトがきっかけで

彼の愛の扉が少し開き始めたのかもしれない。




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